I take it all back!
今言ったこと、取り消すよ!

つきあいも長くなって心を許してくると、些細なことで喧嘩や言い争いに発展したりします。かっとなって不本意なことを口走ってしまったら、二人の関係が修復不可能(irreparable)になる前に、直ちに謝罪&撤回することが必要です。


I take it all back!


- ラブエンジェル(L)と恋人スティーブ(S)が言い争い中-

L: Fine! Be that way. Whatever you want.
いいよ、もういいよ。勝手にすれば。

S: Don't be so stubborn!
そんな意地張ることないでしょ。

L: Leave me alone! You can never understand how I feel, and anyway, you only hear what you want to hear. You're a real jerk!!
 放っといてよ。あなたは私の気持ちなんて分かってくれないんだし、どうせ自分の都合のいい事しか聞いてないんだから。あなたって最低!

S: That's a terrible thing to say. You cut me deep.
ひどいこと言うよね。傷ついたよ。

L: ...Sorry. I wasn't supposed to say that. I take it all back. I'm truly sorry.
・・・ごめん。そんなこと言うべきじゃなかったわね。全て取り消すわ。ほんとにごめんなさい。


《Words & Phrases》



whatever you want : あなたの好きにどうぞ("Whatever!"だけでも同じ意味)

Don't be so stubborn :  そんなに頑固になるなよ(="Stop being so stubborn.")

jerk : 最低なやつ、嫌なやつ、バカ

be supposed to : (規則や慣習などによって) 〜すべき

take it back : 取り消す、(前言を)撤回する


Tips & Pointers

■「〜するべきじゃなかった」という表現で使われた"be supposed to"は、肯定文では「〜しなければいけない」と訳されますが、must、shouldなどとの違いが分からず、使い分けができないケースがよくあるようです。違いを簡単にまとめてみました。

ここでは7つの表現の違いを説明します。いずれも、~には動詞の原形が入ります。

have to~
(話し手の意思というより)いろいろな要因を総合的・客観的に判断して「~しなければならない」と言うときに使う。

need to~
have to~よりも少し弱い必要性や義務を表す。会話で好んで使われる。

have got to~
会 話で好んで使われる表現で、have to~の代わりに用いられることもあるが、have to~より強い必要性や義務を表すと考える人もいる。've got to~と短縮し、got toを[ガラ]のように発音するのが一般的。かなりくだけた会話では、単にgot to~とすることもある。

must~
話し手の主観的判断で「~しなければならない」と言うときに使う。主語がIやWeの場合、話し手が自分自身に「言い聞かせている」気持ちを含む。

should~
善 悪を判断したり、その行為を当然すべきと判断したりすることによって「~しなければならない」と言うときや、「~したほうがよい」と助言したり、助言を求 めたりするときに使う。shouldより少し強い意味で、ought to~が用いられることもある。ought to~は、社会的習慣や規則などの外的要因によって判断する場合に用いる。

had better~
「絶対に~すべきだ」と いう強い必要性や忠告を表す。場合によっては、脅迫や強制を表すこともある。主語がIやweの場合に用いるのが普通で、相手に対して使うときは、目上から 目下(上司から部下、教師から生徒など)に限定するのが賢明。'd better~と短縮するのが一般的。

be supposed to~
規則やすでに決められた予定などによって「~しなければならない、~することになっている」と言うときに使う。

 類似表現

■ "最低なやつ"という意味で、例文では"jerk"を挙げましたが、日常会話でよく出てくる類義語としては、schmuck、shit、douchebagなど。Douchebagの本来の意味は、小型膣洗浄器で、"You're a douchebag!"は女性から男性に発せられる傾向があるようです。尚、単純に"You suck!"といえば、同様に「あなたって最低!」という意味になります。



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