I'm done with you.
あなたとはもうお終わりよ。

ラブラブな時はいつのまにか去りゆき、二人に修羅場が訪れます。大抵、別れは女性から切り出すことが多く、男性は女性の身勝手で(selfish)移り気な(inconstant, changeable)ところを責める、というのが相場のようです。 


I'm done with you.

- Steve(S)とラブエンジェル(L)が喧嘩中-

L: I'm done with you. I believe it's for the best.
あなたとはもうお終いよ。それが一番だと思うわ。

S: Stop it! Don't break my heart!
やめろよ。がっかりさせないで。

L: I've made up my mind already. So don't waste your breath.
もう決心しちゃってるから、何言っても無駄よ。

S: What? Are you made of stone? Don't be so selfish. The world doesn't revolve around you.
何だって?君には血も涙もないのかよ。わがままもいい加減にしろよ。世界は君中心に回ってるわけじゃないんだ。


《Words & Phrases》



be done with~: ~と関係を絶つ、~を終える。

break someone's heart:  (人)の心を打ち砕く、(人)を振る、失恋させる、悲嘆に暮れさせる。形容詞でheartbreaking、heartbrokenともいえますが、動 詞表現の方がよりアクティブなニュアンスを出し、強い意味合いを持たせることができます。"My heart is breaking!"「胸が張り裂けそうだ!」

make up one's mind: 決心する。

Don't waste your breath!: 駄目なものは駄目、何度言っても無駄だ(呼吸を無駄にするな)。ちなみに、"Don't hold your breath!"は、「期待しないで!」です。期待に胸を膨らませてドキドキしながら息をつめている姿が想像できますね。

be made of~: ~<素材>でできている。

revolve around: ~の周りを回転する、〔物語が〕~を中心に展開する 。



Tips & Pointers

"be done with~"は、「あなたとはもう終わりよ」なんて過激な発言以外にも、案外といろんな場面で使える言い回しで す。例えば、「禁煙してるんだ」"I am done with smoking."とか、「もうご馳走さま?(食べ終わったの?)」"Are you done with that?"や、「いま仕事を終えたところだ」"I'm done with my work now."など。

同 様に、関係を終わりにする際に使える表現は他にも、"I'm through with you."「あなたとはもう終わりよ」、"It's over."「もう終わりね」、"Love is over."「愛は終わったのよ」など。これらの言い回しを実際に使わなくてもいいような、長く続く穏やかな恋愛をしたいものですね。



類似表現

■ "be made of~"「~<素材>でできている」は、日本語の「~で」につられて、"made from"としがちですが、この二つは、次のような違いがあります。

"made of"「~<素材>でできている」 (素材とは、目で見て形がはっきり分かるものを指します。)
・ Tatami is made of rice straw.
畳はイ草でできている。

"made from"「~<原料>でできている」(原料とは、切り刻んだり潰されたりしているために原型を留めていなくて、それが何の素材なのか、目で見て分かり辛いものを指します。)
・ Wine is made from grapes.
ワインはブドウから作られる。


1 コメント:

ETCマンツーマン英会話 さんのコメント...

So don't waste your breath. 呼吸を無駄にするな。とても強烈な表現ですね。何を言っても絶対に無駄だから、酸素が勿体無いわよ、というニュアンスのようですね。

実生活でどんな場面で使われているのか、これから注意して聞いてみたいと思いました。

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